川越散策 『 仙波古墳群六基③ 三変稲荷神社古墳 』

2021.12.7(火)

 先日、慈眼堂古墳、日枝神社古墳へ行ったので、今日は三変稲荷神社古墳へ行きます。

本川越駅からスクランブル交差点を渡り、東照宮中院通りを真っすぐ歩き、

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先日来た南院遺跡前まで12分。ここから四つ目の交差路を右へ曲がると、

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三変稲荷神社古墳(さんぺんいなりじんじゃこふん)

当古墳は、四世紀後半(古墳時代前期)に、この地域の首長墓として築造され一辺約二十メートル余りを測る方墳で、入間郡最古の古墳の一つとされる。近隣から表採された 鼉龍鏡(だりゅうきょう)と碧玉製石釧(へきぎょくせいいしくしろ)は、呪術的な首長の権威の象徴として、畿内王権から下されたものである。古墳周溝からは。墳丘を囲うように樹立していた壺形埴輪が出土している。  (市指定・史跡)平成十二年四月指定 川越市教育委員会

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本川越駅から18分でした

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「三變土田稲荷」と書いてあります、裏には「喜多院」、喜多院が所有する神社です。

「三變土田(さんぺんどでん)」とは、「仏が不浄なる国土を三度変じて浄土とした」ことをさすようです。

三變稲荷古墳は、埼玉県最古の方墳。慈眼堂古墳、日枝神社古墳と共に、仙波古墳群の一つです

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連なった赤い鳥居の奥に・・あれ? ブルーシートが掛けられた社がある

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屋根を見ると新しいから、もしかして稲荷社が新しくなるのかもしれませんね。

新年になったら、また来てみます!

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ブルーシートの隣に稲荷社がありました。

後ろに張り紙がありますね。「現在、改修工事中です」と書いてありました

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裏に回ってみると大きなムクノキがあります

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三變稲荷古墳は方墳。上から見ると長方形に見える四角い古墳ですが、稲荷社が盛上っている程度で円墳のようになっています。1,600年もの長い年月を経ていますから、残っているだけでも脅威的です。

 

今日は、ここまで!

 

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