川越散策 『 水琴窟(すいきんくつ)を巡る 』

2023.11.11(土)

 今回は、川越にある水琴窟をめぐります。

小江戸川越  七福神の水琴窟の近くに、この標示が立っています。

小江戸川越七つの音風景
水琴窟(すいきんくつ)
 水琴窟は、江戸時代初期の茶人、小堀遠州が考えた排水装置「洞水門」から発祥したといわれています。

 甕’(かめ)の底に溜まった水面に水滴が落ちると、甕の空洞に反響する音色が琴に似ていることから「水琴窟」と呼ばれるようになりました。

※「七つの音風景」とは、川越七福神の寺院ということでしょうが、中院や博物館内にもあるので、川越観光地内に、水琴窟が何ヶ所あるのかは定かでない

 

では、本川越から出発です!

天台宗別格本山 星野山(せいやさん) 無量寿寺 中院 】

水琴窟

鐘楼門の鐘、真下から撮ったつもりがズレてしまった。失敗!

左は、水琴窟(2022.12月) 

右は、花手水(2022.2月)

 

【 星野山 無量寿寺 喜多院 】 川越七福神  第三番  大黒天

喜多院は「菊まつり」中でした。11月1日~23日まで

 

成田山川越別院 】 川越七福神  第四番  恵比須天

柄杓で壺の上から水を掛けると音色が聞こえてきます。この水琴窟、地中に埋める甕を地上に置いたのかと思ったのですが、「置き型水琴窟」というもののようです。

音色を聞いていた直後、ドン、ドンと太鼓の音が轟き、七五三の御祈祷が始まり、境内は独特な雰囲気を醸し出した

水琴窟の右方向から音色が聞こえてくるのを疑問に感じていると、スピーカーが設置されていた。「これは水琴窟なのか? 録音なのか?」更に疑問を持った。結果として「置き型水琴窟」の音色をスピーカーを通して聞き取りやすくしていた、ということなのだろうと思います

手水舎の花手水

 

【 浄土宗 見立寺(けんりゅうじ) 】 川越七福神  第六番  布袋尊

 

【 妙昌寺 】川越七福神   第七番 妙昌寺 弁財天

花手水

 

妙昌寺から裏道を歩いている途中に飾られていた。ひょうたん、手作りですね。


【 蓮肇寺(れんけいじ) 】 川越七福神 第五番  福禄寿神

この日は風が強く、枯れ葉が浮いていますが、

数日前に訪れた際には、澄んだ水面でした!

三つ並んだ黒っぽい石に、柄杓で水を掛けると僅かに音色が聞こえます。

 

川越街道を直進し菅原町まで歩き、

Googleマップで「妙善寺 ⇒ 経路」を検索、目的地まで「1分」、もうすぐです!

 

【 妙善寺 】川越七福神  第一番  妙善寺 毘沙門天

 

【 天然寺 】川越七福神  第二番 天然寺 寿老人

水琴窟の斜め前に細長い筒が立っています。この筒に耳を近づけると、「キン」「キン」と音色が聞こえます。

ここは国道16号線沿いで騒音が酷いので、筒だとハッキリと聞き取れます

手水舎

 

今回の散策は、これで終了!

本川越駅へ戻ります!

 

今回の歩行時間:3時間00分(YAMAP計測) 8.9km