2023.6.28(水)
では、
9時38分 鷹の台駅出発!
うさぎ橋と新堀用水
新堀用水(しんぼりようすい)
明治3年(1570)4月、この付近の玉川上水の北側の八か所に設けられていた分水口を一つに統合するため、現在の小平監視所近くから玉川上水に並行して掘られた用水です。
それまで玉川上水から直接取水していた村々の各用水は、この新堀用水から水を引くことになりました。玉川上水は昭和61年(1986)の清流復活事業により小平監視所から下流は処理水が流れているのに対し、新堀用水は、多摩川の自然水が流れ、ここから枝分かれした市内の各用水を潤しています。小平の重要な歴史的文化遺産です。
こだいら観光まちづくり協会
紅紫色のボタンクサギと、青紫色のヤマアジサイ。初夏に鮮やかな色が映えます
寺橋
きつねっぱら公園
キツネの親子、可愛いですね!ついつい立ち寄りたくなるオブジェです
小川橋のフェンス内側に「供養塔」の文字が見える。
※玉川上水辞典HPを参照させていただくと「石橋供養塔」
天保13年(1842)石橋に改めた際、記念し建てられた
新堀用水の胎内掘(ほっこぬき)
※「堀を抜く」から「ほっこぬき」と呼ばれる(2020.5.19版東京新聞参照)
「胎内堀竪穴(たいないぼりたてあな)
新堀用水胎内堀(ほっこぬき)
新堀用水は明治3年に開削され、最初の900mと小川橋の下流約200mは胎内堀という暗渠(あんきょ)になっています。この胎内堀(トンネル)はまず、竪穴を掘りその底から両側にトンネルを掘ってトンネルをつなげて1つの地下水路にしました。一番深いところで底まで5~6mぐらい。この竪穴は10間(18m)ぐらいの間隔で64個所あり、人が入ったり土を掻い出したりとトンネルを掘る時につかわれました。現在はほとんどの竪穴の上部は埋められたり、マンホールに替わったりして4ヶ所だけがそのまま残されています(柵があるところ)。これを覗くと場所によっては水が流れているのが見えます。
清流復活の碑
東京都水道局小平監視所
玉川上水駅が見えてきました
オレンジ色のノカンゾウと、大きな葉の植物は、タケニグサ(竹似草)
上流(拝島方向)の玉川上水と遊歩道
10時52分 玉川上水駅到着
今日の歩行時間:1時間14分(YAMAP計測) 4.4km