2022.11.16(水)
今日は拝島駅から、玉川上水駅までウォーキング。スタート時の気温は14℃、顔に当たる風が冷たいです!
9時53分 拝島駅出発
江戸時代のはじめ、多摩川の水を飲料水として江戸市中に供給する目的で開削された上水路です。羽村の取水口から四ツ谷(新宿区)に至るその開削は、幕府の命によって玉川兄弟が請負い、承応3年(1654年)に完成。以降、今日に至るまで江戸・東京の主要上水として機能しています。
一方、この水は、水の乏しい台地上の村々にも多く分水を通じて供給され、人々の農耕生活に重要な役割を果たしてきました。しかし、その使用に際しては幕府の許可が必要で、また種々の制限も加えられ、人々はこれを自由に使うことはできませんでした。
現在の平和橋たもとから、南方の拝島本村域方面に引水される「拝島分水」もその一つです。明暦年間(1655~1658)頃の開通で、毎年冥加金(使用料)を上納し、生活・農業用水として利用されてきたものです。
「玉川上水橋梁」と書いてあります
振り返えると、玉川上水路を渡る拝島線の鉄道橋(橋梁)が見えます。
一年前に、玉川上水の左岸側を歩いた際には気付かなかった!
立川分水(柴崎分水)取水口
下流側(手前):砂川用水取水口 上流側(奥):立川分水(柴崎分水)取水口)
砂川用水路への分水口
気温が低くなってきた季節の水路は水が澄んできれいです
11時06分 武蔵砂川駅到着
拝島駅から4.7km、1時間12分でした。
さて、もう少し先まで歩いてみます。桜の花がデザインされた金比羅橋から金比羅山へ行きます。
金比羅橋
武蔵砂川駅から13分でした
桜模様の欄干
このサクラ模様と葉の色合いに惹かれ、今回も一駅先まで歩いています
金比羅神社入口
階段を上る途中に、
山頂に金比羅神社があります
マユミ
日当たりも良く、果皮はキレイなピンク色をしています
玉川上水左岸側の遊歩道を歩きます
マユミ
こちらの果皮は、くすんだ色をしていますね
金比羅橋から玉川上水駅間の遊歩道は、水路沿いの歩きやすい歩道(右側)と、木や根っ子でデコボコした歩道(左側)に分かれています。左のデコボコ道には木の実が見られ、探しながら歩くのも楽しいです
カクレミノ
ツワブキ(石蕗)
玉川上水駅が見えてきました
12時05分 玉川上水駅到着
多摩モノレール「上北台行き」が駅に入って来た。
11月、拝島駅から武蔵砂川駅間には花も実も無く、ただただ歩く・・昨年は左岸側を歩き、今回は右岸側。同じ区間でも右岸と左岸では見える景色が違っていました。
今回、楽しく歩けたのは、金比羅橋から玉川上水駅間。歩道には、思いのほか木の実が多く、花と木の実を探しながら歩くのも楽しいです!
2時間07分(YAMAP計測) 7.6km