平成30年8月11日(土)山の日
棒ノ折山(棒ノ嶺)ぼうのおれやま 標高969m
②番バス停に並んでいると、ヤマノススメ絵柄のバスが停まりました。良く見ると、座席にも柄が入っています。バスの中の写真も撮りたいな~と、さわらびの湯行きのバスを待っていたのですが、私たちの乗るバスは普通?のバスでした!残念。
8時30分発のバスに乗り、約40分でさわらびの湯バス停に到着します。
奥の建物右側にトイレがあります。
さわらびの湯バス停から左へ、舗装道路を真っ直ぐ15分程登り、左へ曲がり名栗湖(有馬ダム)の堤防を渡ります。綺麗な景色で癒されます。
堤防突き当りを右に曲がり、舗装道路を歩きます。
約10分程で白谷沢登山口に到着。午前10時。とても暑い。
登山口から暫く登山道を登ります。
30分程歩くと沢歩きが始まります。靴に水がかぶり結構な水量! 数日前に 関東を横切った台風が影響しているのかもしれません。
ゴルジュ帯
※ゴルジュ帯:両側から岩壁が迫った渓谷の事
上から見下ろす。
目の前に岩がドンと構えていて、どこから登ったらいいの? 上にいる人に「あっち?こっち?」と指差しで聞いてみる。こっち☞・・・見知らぬ人と無言の会話で教えていただきました。
不安定な石の上に足を置き、バランスをとりながら渡り、岩を登る。フクラハギと腿に負担がかかり張ってきます。さて、くさり場が見えてきました。そろそろ沢歩きも終わりに近づきました。
くさり場
沢歩きの中盤で雨が降り始め、くさり場を過ぎた所で雨具を着用。
岩茸石
岩茸石からゴンジリ峠まで約15分。傾斜が結構キツく倍以上歩いたように感じました。
ゴンジリ峠から棒ノ折山まで約15分。木の根っこと長い階段が続きます。
「この階段、いったいいつまで続くんだろ?」と言いながら、お若い男性が二人、私達を追い越していきました。丸太の階段も根っこの登りも急斜面でキツイ登りなのです。山頂に近づくと視界が開け、原っぱのような景色が見えてきます。登りきると山頂です。
雨と霧で視界ゼロ。棒ノ嶺の標識が暗い。
山頂からの眺望を楽しみに登ってきたのですが、膨らんでいた期待が一気に萎んだ。残念としか言いようがない。
仕方ないから、標識でもいくつか撮りましょうか。
棒ノ折山(棒ノ嶺)標高969m
13時30分下山開始。岩茸石まで戻ります。
この時点で雨はかなり強く降っていました。岩の左側に、人ひとり通れるくらいの岩場の隙間があります。ここを通り抜け、滝の平尾根を下山します。
滝の平尾根
下山途中、雨は小降りになり視界が開けてきました。山頂からの眺望が望めなかった分、山と雲の景色に感動。ホンの僅かな眺望でしたが癒されます。
こんな感じで、いくつかの峰を超え、道路を渡りを繰り返し、さわらびの湯まで下山します。途中、道路に鹿が出てきました。チラッと私たちの存在を確認し、下の樹林の中へ走り去ってしまいました。
この橋を渡り、左へ10分ほど歩くと、さわらびの湯に到着です。登山の汗を流し、17時55分発の最終バスで飯能駅へ向かいました。
<行程>
さわらびの湯 標高 252m
棒ノ折山 標高 969m
標高差 717m
9時35分 さわらびの湯出発
9時50分 名栗湖(有馬ダム)
10時00分 白谷沢登山口
10時30分 沢歩き開始
13時15分 棒ノ折山到着
13時30分 下山
16時05分 さわらびの湯着
17時55分発 飯能行きバス乗車(最終便)
※バスの時間は事前に調べておく必要有り(バスの間隔、最終便等)
【歩程 9.6km】
【歩行時間 6時間30分(昼食・休憩含)】