2021.7.14(水)
今日は、行ってみたいと思っていた野火止用水を歩いてみます。
野火止用水は、今からおよそ300年前(注)の徳川三代将軍家光の時代に、時の老中松平伊豆守信綱が武蔵野開発のために開削した水路で、玉川上水の分水の一つです。昔は飲料水や灌漑用水として使われていましたが、昭和38年に上水からの分水が停止されました。
流れが途絶えてまもなく、「再び野火止用水にいのちを」という声が高まり、東京都は昭和49年に「野火止用水歴史環境保全地域」に指定するとともに、下水高度処理水の利用による「清流復活事業」を計画し、昭和59年に流れがよみがえりました。
※東京都環境局HP参照
(注)東大和市HPでは「承応四年(1655)」と記載されています
萩山駅北口
すぐ目の前を小平グリーンロードが通っています
小平グリーンロードを歩いていると赤い電車が通り過ぎました。
西武鉄道多摩湖線を走る9000系9103F。2021年3月24から赤一色で登場したようです。詳しいことはわかりませんけど、西武鉄道で赤一色って珍しい!
小平グリーンロード
歩道橋を登ると西武多摩湖線 八坂駅が見えます。高架を走る電車を目の前で見るのも面白です(^-^)
小平グリーンロードから「中央公園通り」を左折。野火止用水まで直進
ここから野火止用水沿いを歩きます
民家の庭に橋が架かっています。同様に複数の家に専用の橋が架かっています
中宿橋
第二富士見橋を渡ると、
野火止用水は地下に潜ります
富士見橋を渡ると、
また野火止用水が現れます
あら? りっぱな鯉が泳いでいます
この橋、名前が書いてない・・
土橋
こなら橋
ここにも鯉が泳いでいます
さいわい橋
茶色模様の鯉、珍しい色をしています
ほのぼの橋
どんぐり橋
東野火止橋
笹が生い茂り、人ひとり通れる狭さ!
ふれあい橋
たくさんの橋があり、歩きながら次の橋を探してしまいます(^-^)
野火止橋
野火止用水は承応四年(1655)、徳川幕府の老中松平伊豆守信綱によってつくられ、小川村の分岐点(現在の小平市中島町)から新河岸川までの六里(約24km)を四十日間で掘りとおしたと言われる用水路です。この用水のおかげで、用水の周辺の田、畑がうるおい米の取れ高は十倍にもなったそうです。
また、この像が設置されている地名は新堀といいますが、この堀ができたときに付けられたといわれる新堀という小字名(こあざめい)を採用したものです。
※東大和市HP参照
ホタルの里
野火止用水は、ここから浅く狭い水路に変わります
地上に出ている水路はここで終わり、
この先は地下に潜ります
青梅橋道標庚申塔
青梅橋は1655年に玉川上水から分水された野火止用水が青梅街道を横断するため架けられた橋(現在はない)で、その交差する位置に1776年に建てられた庚申塔
「まるいポストのまち こだいら」
水飲み場のようですが、このポスト投函できるのでしょうかね(・・?
東大和市駅到着
今日の歩行時間:1時間32分(YAMAP計測) 4.5km