2020.11.3(火)
11月、枯れ始めた雑草の中に咲く、ハキダメギク、ナズナなどを撮っていた時に、一枚だけ写っていた写真です。
上から見ると、小さすぎる白い花でハキダメギクに見えたのですが・・・
花びらの中から茶色の枝状のものが突き出ています。枝の先は白く、雄しべの先にある葯のようでもあり、雌しべの柱頭のようでもある。
探しても、探しても、こんな枝のようなものが突き出ている花は見つからない。今日で何度目の検索だろうか・・・やっと、似たような花を見つけた。
「タネツケバナ」。タネツケバナには何種類かあるのだが、写っていたのは一枚だけなので葉や茎の写真はない。
開花時期、色からすると「アキノタネツケバナ」ではないかと思われる。
花から突き出ている茶色の枝状のものは「長角果」、果実でした。
※長角果:アブラナ科の果実など。細長い角状で2枚の心皮からなり、熟すと縦に裂けて種子を出す(心皮:雌しべを構成する葉)
< weblio辞書参照 >